歴史を繰り返さない


組長へ
東京は桜が満開です。 組長が代用監獄に入れられている間に、NHKでは政治犯として獄死した三木清に関する番組が始まりました。 三木は、1945年3月に逮捕され、その年の9月26日に獄中で亡くなりました。 「終戦」から一カ月以上を経てからです。その間、監獄前に出向いて「三木を返せ」と叫んだ日本人が誰ひとりいなかった事実は重いです。 翻っていま。 (縁起でもないことですが)歴史を繰り返してはならないのです。 少なくとも一つ、72年前より誇れることがあるとしたら、すでに何百もの人が「組長を返せ」と声を上げていることです。
歴史をやり直すことはできません。 いまから三木をシャバに出すことはできません。 が、歴史を繰り返さないのは、その歴史を知る者の役目です。 組長の不当拘束が解かれる日まで、その役目を果たせるよう頑張ります。 ともに、歴史を繰り返さないために闘いましょう。

木瀬貴吉